縞枯山 2。

「縞枯山山頂」と「縞枯山展望台」の中間部を過ぎて縞枯山展望台へ進む。登山道への倒木が目立つが、これが縞枯現象である。ここはそれほど屈むことなく通過できた。

展望台直下の分岐点。展望台から下りてきた登山者と、茶臼山方面から登ってきた登山者がここで合流する。樹林帯を抜けると雨の降り方が強く、木陰を探してレインを羽織った。それまで着ていたアノラックは雨で湿っていたのでザックに押し込んだ。


「縞枯山展望台」は折り重なった岩の上にある。その手前までは容易に登れたが、雨と風が強く、標柱まではまたしても行けなかった(またしてもというのは、前回も行けてないので)。足元を見ると岩の隙間にペットボトルが落ちていたが「自分もこんな風にならないように」細心の注意を払って岩を下りた。

この岩場から森を見下ろす鳥瞰的な景色がお気に入りだが今回は見ることもなく、展望台の画像もこれ1枚という有様であった。

展望台からはがゴロゴロのガレ場を鞍部に下りる。やや急な下りですれ違うにも気を遣かうガレ場だが、幸い登ってくる人は少ない。両側に樹木が迫っているので幹や枝、時には笹を頼って下りた。しかし、バランスを崩して1度尻もちをついた。

この日、北アルプスの焼岳で転倒し頭を強打し亡くなった登山者がいたが、本当に他人ごとではないと思った。以前、西穂丸山から西穂山荘への岩場の下りで前のめりに転倒して、幸い腕立てをするようにして衝撃を吸収できたが、サングラスと額を軽く岩にぶつけて泣きそうになった経験もあり、下りには注意を払っている。それでも、転ぶ時には転ぶ。

鞍部に下りたら次は「茶臼山」だが、縞枯山の山頂と同様に風雨が予測され、眺望も期待できなかったので縦走を断念した。
鞍部から「五辻」までは枯れ沢沿いに下る。枯れ沢といってもチョロチョロと水は流れているのだが、岩ゴロゴロの枯れ沢を歩くのは難儀する。土手に踏み跡が有ったので利用させてもらった。ここでも沢沿いに立つ樹木や笹に頼ったが、枯れて白くなった幹は根元からグラついており、うっかり頼るとバランスを崩すので吟味が必要だ。

鞍部から五辻までは全く人がおらず(気配すらなく)、そればかりか鳥の声もなく、獣臭も感じず、ひたすら長い距離を歩いたように感じた。

「五辻」まで下りるとほぼ水平な登山道である。五辻と言っても突き当りで、一方は麦草峠に通じる。事前リサーチではその途中に東屋があるようで、そこでランチをしようかと思ったが、距離感が分からず取りやめに。反対方向の坪庭への帰路に進んだ。途中、下りてきた縞枯山を見上げながら給水。この頃には天気は晴れていた。この辺りは遮る樹林が無いので暑い暑い。五辻の標識でレインジャケットはザックに片付けた。

未だ咲いていた、ミヤマトリカブト。ミヤマアキノキリンソウ、ノアザミもチラホラと咲いていた。

遠方に南アルプス?いや、入笠山辺りだろうか。

樹木に隠れてしまっているが縞枯山の山頂が見える。

水平な登山道が終わると樹林帯に延びる木道を登って行く。歩幅が少し合わないがリズミカルに気持ち良く歩行することができた。ありがたい。

途中に「森林浴展望台」があった。これはベンチなのかテーブルなのか…。たぶんベンチであろう。ザックを下ろし、ここでランチタイムとした。一見、なんてことないベンチだが向こう側は断崖である。後ろ向きのまま落ちたら大変だ。浅く腰掛けるのが良いでしょう。

携帯してきたデジタル簡易無線で呼びかけてみたがノーメリット。昼飯時だから仕方ないか。

 

コンビニおにぎりで昼食を済ませて坪庭へ向かう。森林浴展望台から10分も歩くとロープウェイ坪庭駅の建物が見えるが、尾根をぐるっと回るので近くに見えてなかなか遠かった。その奥に聳える山が「北横岳」。

空は再びどんより。

北八ヶ岳ロープウェイでは乗車時のマスクの着用はもちろんだが、車内での会話を一切禁止していた。僅か7分余りの乗車時間なので会話を禁止されても問題はないのだがそれは大人の話。乗務員からは小さな子どもも指定して「一切の会話をするな」とのお達し。見たことがないものを見たり、退屈すると親の顔を見て話し始めるのが小さな子ども。そんな子どもにまで一切の会話を禁ずるのは「酷」でしょう。

いつものように諏訪に寄宿したが、健全な夜を過ごした。が、12時以降あまり眠れず朝食開始の30分前に目が覚めるという失態を犯し、慌てて身支度をして一番メシにありついた。

今回、ブログに画像が送れなくなったり、定期的なアップデートが出来なかったりして焦ったが、どうやら借りているサーバーのデータ量が許容を超えていたみたい。契約内容を変更し容量を4倍にしたことにより問題解決となったようだ。めでたしめでたし。

 

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