北八ヶ岳・にゅう 2

「にゅう」という名前の由来は、刈り取った稲を円錐形に積み上げる「にう」を語源とする説(入笠山も同様の由来)や、遠くから見た山の姿が「おっぱい」に似ているなど諸説ある。記事内の画像でも判るように表記も「にゅう」「ニュウ」「にう」など様々だ。

ヘバッテイテモコウイウトコロカラミオロスノガスキ(笑)。

↑ 三等三角点と汚れた登山靴(ズボンは風の煽りで膨らんでいる)。

↑ 山頂からの展望(小海町方面)。

↑ 天狗岳。全体的にガスがかかっていて眺望は悪かった。雨は降っていなかったが、後から登ってきた登山者はザックカバーを着けている人が多い。途中、降られたのだろう。

↑ 白駒池。森は樹林帯というよりジャングルにも見える。

山頂には30分ほど滞在して14時に下山開始。このコンディション(自分の体調、登山道の状況)ではおそらく下山の方が時間が掛かる(笑)。これ以上コケるわけにはいかないぞ。それでもアクシデントは起こる。焦ったわけではないが、いや焦っていたのだろう…三度目の「つんのめり(躓き)」で水平にむき出した木片(丸太)に左ひざを強打。ミシっ!という木片が軋む音が聞こえたが、今回も左ひざは無事だった。いやあ、幸運にもほどがある。テント場に戻って落ち着いてから見てみると、左ひざ下に大きな痣ができていたけど…(泣)

ゆっくりゆっくり下山したため時間が押してきた。陽が沈み暗くなるまでにはまだ時間があるが、樹林の中は薄暗い。小屋の売店が閉まる時間(17時)までにはテント場に戻りたい。なぜならば冷えた缶ビールが飲みたいから(笑)。

閉店30分前に小屋に到着し、缶ビール二本を購入した。。ついでに「板のあるサイト」の追加料金500円を支払い、テント場でまったりする。大汗を掻いたため体が冷えるが中綿のジャケットを羽織ると温かくなった。晩酌は缶ビール、アテは昼に食べる予定だった菓子パン「ピーナッツクリームパン5個入」。背負ってきたα化米の夕飯は食べなかった。テント場目前の樹林の向こう側には白駒池と、その先に白駒荘の灯りが見える。

夜が明けて土曜日。
前日、チェックイン時に小屋番からは「テント場は9時までに撤収せよ」とのお達しあり。4時過ぎには完全に目が覚めてしまったため、テント内でモゾモゾする。トイレに起きた後、朝食。今回も「かに雑炊」。カロリーが低いため、山行を続けるならこれだけではエネルギーが足りない。熱いコーヒーを1杯とおーいお茶のティーパックを2つ飲む。

当初土曜日は高見石へ向かい、高見石小屋で早めの昼食(登山者間で有名な揚げパン)を計画していたが、幸運が何度も続くとは考えづらく、大きな怪我をする前に撤退を決意した。

撤収をし始めると、おかしなことにシュラフの保管用バッグが見当たらない。ザックの中やテントなどの袋の中を探すが発見に至らずイライラ。仕方がないので食料(α化米等)を入れてきたモンベルのスタッフバッグにシュラフを詰め込み、コンプレッションベルトでギュウギュウに絞り上げて代用とした。

最後に青苔荘に立ち寄って、隣にあるトイレを借用しようと思ったのだが、トイレのシャッターは下りていた。掃除のためだろう。青苔荘のトイレは、これまでお世話になった山小屋の中でも間違いなくトップクラスの美しさであった。

白駒の奥庭を経由して麦草峠へ。

この時間、すれ違う人は少なかったが、早朝から青苔荘前を通って「にゅう」へ向かう登山者は多かった。昨日とは違い天気は良さそうだ。山頂からの眺望も期待できるだろう。

白駒の奥庭のパノラマ。正面に見える山は「丸山」。雨の翌日に登ったことがあるが、この山も「にゅう」と同様にツルツル・ドロドロ・ゴロゴロだった。

白駒の奥庭はシャクナゲの群生地でもある。シャクナゲは7月上旬からが見頃らしい。しかしシャクナゲが開花すると、それを目当てに虻や蜂が大挙してやってくるから、虫対策は絶対必要です。

奥に縞枯山、手前に茶臼山と左下に麦草ヒュッテの赤い屋根。麦草ヒュッテに到着しました。駐車場は麦草ヒュッテの裏側にあります。この後、帰路には就かず諏訪で一泊。途中、久しぶりに蓼科温泉の「小斎の湯」に立ち寄り汗を流した。質素な温泉宿(現在は日帰り温泉のみ営業)だが、湯船にゆっくり浸かることができるのが魅力のひとつ。今回は少し混雑していたが、筋肉痛に良く効く泉質がボロ雑巾のように疲れた体の回復に一役買ってくれたと思う。

 


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