「王ヶ鼻」へは舗装されていない車道をメインに歩く。変哲の無い車道に見えるが、山本小屋ふるさと館から5km余りの距離を歩いて来てこの坂道は、ちょっとしんどい。おまけにポツリポツリと雨が落ちて来た。
王ヶ鼻の手前に「マルバダケブキ」の群生。
王ヶ鼻に到着。ここでランチを目論んでいたが雨足が強く写真だけ撮って踵を返す。引き返した先のベンチで給水だけを済ませて王ヶ頭へ向かう。
と、先ほどのマルバダケブキの群生近くで”カサカサ”と音がした。「まさか熊か!」と思いきや、ニホンジカ(雌)だった。ピョンピョン跳ねながら森へ逃げていった。下の画像では白い毛に覆われたお尻が見える。
「王ヶ頭ホテル」に着いた。
ホテル前のテーブルは”完全アウェー”かと思いきや、多くが装備したハイカーのグループだった。みなさん持参したお弁当を広げて寛いでいた。ここでも雨がポツポツ降っていたが自分もランチタイムとした。
NISSINの「カレーメシ」、美味し。湯は出がけに家で沸かし「モンベル・アルパインサーモボトル」に入れて持って来た。なかなかの保温効力である。保冷性に関しては、サーモスの山専ボトルと遜色がないというデータがあるが、保温性も同等ではないかと思う。
デジタル簡易無線。免許は不要。無線機の購入時に「無線局登録」が必要。北杜市で運用されていたフナバシ某局から入感があったが、当方の声は不明瞭だったようだ。
ちらっと諏訪湖。
途中、雨が降ったり止んだり。降りかたが激しく、美しの塔付近まで戻っていたが我慢できず、レインウエアとザックカバーを装着した。
山本小屋ふるさと館に戻った時は土砂降り。
慌ただしく着替えを済ませて車に乗り込んだが、上半身はびしょ濡れである。例によって夜は諏訪のビジネスホテルを予約しているが、その前に温泉に入りたく、中山道和田宿の「ふれあいの湯」に立ち寄って体を温めた。
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