2020年秋・立山 2

前夜は日没と同時にシュラフに潜り込んだ。翌朝、4時過ぎに生理的現象により眠れなくなっての起床。この時既に雷鳥沢キャンプ場管理所前にはトイレの順番待ちの列が出来ていたが、山の早朝のトイレではよくある現象と思っていた。雷鳥沢キャンプ場管理所の男子トイレは大小ともに3つある(女子は未確認故に分からない)。入口が洗面所と水場を兼ねているため、普段でもちょっとした混雑になることがある。20日の朝はそれほど混雑することもなく、焦ることもなくトイレを済ますことが出来た。


薄暗い中、「一の越」方面に目を向けると暗闇の中で登山者のヘッデンの灯りが見えた。灯りの先頭を探すと「雄山神社峰本社(雄山山頂)」辺りにあった。

今日はいよいよ雷鳥坂に挑む。朝食は軽めにとって、不足するカロリーは行動食で補い、昼過ぎにはテントに戻ってしっかりと昼食をとる予定。さけ雑炊とクリームスープ、熱いコーヒーでお腹を満たした後、7時前に行動を開始。アタック用のザックには水1.5リットルと行動食、それに雨具が入れてある。

「称名橋」を渡り雷鳥坂の取付きへ。

ガレた登山道を浮石に注意しながら歩く。この辺りはまだ緩やかなので余裕のよっちゃん(昭和調)。

次第に地獄谷や雷鳥沢ヒュッテが眼下に。

ふーふー言いながら標高を上げていくと、雷鳥沢キャンプ場もこんなに小さく見える。

「奥大日岳」にもかなり近づいて、山容が大きく見える。

「浄土山」と一の越。「室堂山」の向こうに日本百名山「薬師岳」が見える。絶景である。現実ではあるが日常を超越した状態に置かれると、無心でいられる。

奥大日岳の後ろで山頂を覗かせているのが「大日岳」。画像左奥に見える山容は「鍬崎山」。ただただ絶景…。

いよいよ「劔御前小舎」下の最後の急登に差し掛かる。浮石はあるが多くの登山者に踏み固められているため歩き難さはない。落石の危険性は無いとは言えないが先行者に注意を払っていれば問題ないだろう。一応ヘルメットは準備してきたが使うことは無かった。使わなかったツールがもうひとつ。デジタル簡易無線機もザックに入れてきたのだが使用する余裕がまったくなかった。

登り始めは問題はなかったが、途中からどうも気分がすっきりしない。現地に2日も居て高山病はないと思うが、胃にむかむかが残る。辛抱しながら登り続けた。称名橋から劔御前小舎までの標高差は約500m。コースタイム1時間50分のところ、2時間20分を費やして到着した。

そして目前に「劔岳」がどーん!これですよ、見たかったのは。

劔岳の向こうに後立山連峰の「五竜岳」・「唐松岳」まで見える。こりゃあ凄い!稜線を吹き抜ける強風をものともせず、シャッターを押し続ける自分がそこにいた(笑)。

 

 


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