「蓼科山荘」。山荘前では山小屋のスタッフが売店の開店準備中だった。休憩はせず、「帰りに寄ります」と告げて山頂へ向かう。
蓼科山荘から先は岩場である。滑り止め効果がある手袋が必須。
ちょっとした鎖場。鎖に頼るのもよし、頼らぬもよし。
岩に掴まりながら振り返ると、佐久の街と浅間山。
そして眼下には蓼科山荘と将軍平。岩登りは服の汚れなど気にせず、足の置場、手を添える場所を確かめながらよじ登るが良い。急登でそれなりにきついが、この岩登り、けっこう楽しめた。
なにやら建物らしきものが見えてきた。蓼科山頂ヒュッテだ。
蓼科山頂ヒュッテの手前には雪渓が残る。ほぼフラットなので注意しながらしっかりと歩けば問題はない。これは雪渓をトラバースして振り返ったところ。
「蓼科山頂ヒュッテ」
蓼科山頂ヒュッテから山頂の標柱までは目と鼻の先。だが、足場はご覧の通りの”石がごろごろ状態”である。急がず慌てずゆっくり歩く。奥の雪山は中央アルプス。
ミニチュアのような鳥居は蓼科神社奥社。その向こうに乗鞍岳。
八ヶ岳と南アルプス。遮るものは何もない。
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