隠岐諸島の旅(島後島編)

ホテルを予約したタイミングが早すぎて国土交通省が推進する「Go To キャンペーン」の恩恵には授かることができなかったが、10月早々に島旅を楽しんできた。単なる観光ではなく山登りを交えての島旅を考えていたが…。

昨年の今頃は「来年の夏は貯まったマイルを使って九州へ行くぞ」と妄想するばかりだったが、コロナウイルスの影響でこの夏の旅行は断念。10月になれば状況は好転しているだろうと早い段階で今回の旅行を手配していた。コロナウイルスの感染拡大は今も続いているが計画実行に踏み切った。航空券は特典マイルを利用したが宿泊代は100%額面通りの支払いとなったのがチト悔しい。

行き先は「隠岐の島」。
摩天崖をこの目で見てみたい。

隠岐の島は4つの大きな島からなっているが、それを東西2つに分けてそれぞれを「島前(どうぜん)・島後(どうご)」と呼んでいる。一般的に隠岐の島と呼んでいるのは隠岐空港がある島後島(島後)で隠岐諸島の主島である。2日目にフェリーで向かう島が西ノ島(島前)である。島前には他に中ノ島と知夫里島がある。女優の田中美佐子は島前の西ノ島の出身らしい。説明がややこしい(笑)。尚、隠岐諸島は大小そして無人島も含めて184の島からなっている。

隠岐の島へは大阪空港(伊丹)からのフライトとなる。大阪空港からのフライトは初めてだが、新大阪からのアクセスも良く問題なく搭乗することができた。二つ上の画像、飛行機はちょうど鳥取砂丘の上空を飛んでいる。

↑ 「隠岐空港」。ボーディングブリッジではなく、今では懐かしいタラップを下りて到着口へ向かう。南国ではないが陽射しは南の島に近かった。そして蒸し暑い。

隠岐空港の到着口を出た所でレンタカー会社の担当者と待ち合わせ。短時間の利用だが所定の金額を支払いキーを受け取った。車はワゴンR(たぶん)のハイブリッド。その際、上の地図を渡され「黒いラインの場所は8月の豪雨で土砂崩れが発生し通行止めとなっている」旨を聞く。

「えーッ!」である。

島に到着したこの日は「ローソク島展望台」へ行く予定だったし、3日目の最終日には「トカゲ岩」や「鷲ヶ峰」を中心に「神原高原」のトレッキングを計画していた。そのためにトレッキングポールやハイキングパンツ等の登山道具もキャリーバッグに入れて持ってきた…。靴はローカットのトレッキングシューズを履いてきた。

「災害ならしゃーない。」ということで、とりあえず車を走らせた。ワゴンRには外付けのカーナビ(GOLLIRA)が装着されていたが、これがまた使い難い。タッチパネルの反応が悪いところに検索する文字が細かく「あ」にタッチしてもとなりの「か」が表示されてしまう。しゃーないのでスマホのGoogleMapのお世話になる。

行き先を「ローソク 島展望台」に設定して向かったはずが着いたのは「トカゲ岩」の近く(笑)。道路に「通行禁止」の立て看板が設置されていて「やはりダメか」という結末。ならば島根県道316号をさらに北進して海岸沿いに国道485号を「浄土ヶ浦」に向かった。

かの「一休さん」が訪れ、「まるで極楽浄土のようだ。」と語ったところからその名がついたと言われる。ウイキペディアによると「島前の国賀海岸と比較すると規模は大きくないが、小島、岩礁の密度が高い。赤褐色の流紋岩、安山岩、堆積岩が混在しているため、地肌が赤褐色であるのが特徴。」と書いてあるがまさしくその通り。

溶岩が幾重にも重なって冷えて固まったかのような岩。以前は海岸まで行けたようだが一部で岩盤崩落があって現在は上部に設置されている遊歩道から眺めるのみ。

↑ こちらは「柱状節理」のように岩が柱状になっている。

↓ 海岸沿いに車を進めるとライオンのような岩(島?)。

もう1ヶ所2ヶ所回れたらと、車を走らせていたら「佐々木家住宅」というなんの変哲もないタイトルの看板を発見した。「佐々木さん家に何あるのだろう」と思い立ち寄った。

佐々木家住宅は、江戸時代末期に建てられた庄屋の主屋だった。隠岐島後の庄屋の民家としては最古のものになるらしい。平成4年に重要文化財に指定されている。

杉の茅葺、石置き屋根の切り妻平屋建てというのが特徴らしい。駐車場らしき小さなスペースに車を止めたが、他に見学者がいる様子はない。しかし中から男性の声が聞こえて(尚且つ入館料が必要と知って)、中を覗き込むことは躊躇した。佐々木家住宅についてはこちらが詳しくまとめている。

レンタカーのタイムアップに伴い初日の行動は18時に終了。西郷湾に面したホテルにチェックインして早々に晩餐となった。食中酒に地酒「隠岐誉」の純米吟醸酒をチョイス。あっさりとした口当たりで淡麗辛口といったところか。調子に乗ってお代わりしてしまった。

部屋に戻ると西郷湾の空に満月。そうか今日は中秋の名月か。

 


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