上高地〜ウエストン碑編。

穂高橋を渡って梓川右岸に入ったところにあるベンチで小休止。大正池から穂高橋までは2kmちょっと。早朝は寒かったので防風性のあるアノラックを着ていたがここで衣類調整と水分補給を行ってウエストン碑へ向かった。

イギリス人宣教師「ウォルター・ウエストン」は登山家でもある。日本に三度長期滞在しているが布教の傍ら各地の山に登っている。日本の山を題材にした著書も幾つかあり、ヨーロッパを中心に日本の山を紹介している。そんなウエストンを称え毎年日本各地で「ウエストン祭」が開催されている。上高地を訪れたのは6月5日土曜日。その翌日6月6日は、上高地でウエストン祭が(規模を縮小して)開催されたようだ。ウエストン碑(レリーフ)も日本各地に設置されている。上高地はその中で最も古く1937年に設置されている。レリーフではないが最近では2001年に岐阜県の恵那山に「恵那山ウエストン公園」が整備され銅像が設置されている。引用元:Wikipedia

このウエストン碑の前でデジタルカメラを拾った。画像にはご夫婦が映っているが奥様の足元右前方にそれが見える。このご夫婦が現れる前からあったので、他の人の落とし物と思われた。落とした人が気が付けば探しに戻ってくるかもしれない。カラビナにカメラのストラップを引っかけてザックにぶら下げて、周りの人からも判るようにして河童橋へ向かった。

対岸に「上高地バスターミナル」が見える。河童橋はもう目の前だ。

右に白樺、左にダケカンバ。この辺りからポツポツとお花が咲き始めている。6月の上高地の花は別記事でまとめて紹介したい。

趣のある「上高地西糸屋山荘」。歴史は古く1928年から登山者を受け入れている。串田孫一の随筆にも登場する。

「河童橋」と「五千尺ホテル」。
人は少ない。

河童橋で定番の写真を1枚2枚。長居はせず落とし物のカメラを届けるため小梨平にある「上高地ビジターセンター」へ向かう。密かに五千尺キッチンか上高地バスターミナルの上高地食堂で「山賊定食」を食べたいと思っていたが、とりあえずビジターセンターへ。

ここで偶然が起きた。ビジターセンターへは清水橋辺りから先行していた男女4人のグループに続いて入館した。追い越すようにカウンターに進みカメラを拾った事情を話しているとグループの一人の女性が「それ私の!」と叫んだ。何のことは無い、たまたま一緒に入館した人が落とし主・持ち主だったのだ。落とした場所の見当がつかず半ば諦めていたらしい。丁寧なお礼の言葉を頂戴してビジターセンターを後にした。このグループとは明神に向かう途中に再会する。

「小梨平キャンプ場」も閑散。設営場所を制限しているのだろうか。梓川沿いには幾つかのテントを見かけた。いつもならばテントがいっぱい並び、ベンチやテーブルで寛いでいる人がたくさんいるのに。そういえばこの辺りにテントを張って生活していたあの「画伯」どうされたんだろう…。

最近は人が立ち入ることが少ないのか、少し荒れたキャンプ場のベンチで休憩。履きなれているシューズではあるが、靴擦れやマメができ始めていたのでテーピングで応急処置。大正池からは約4lmほど歩いてきた。

明神へ向かう道すがら「ニリンソウ」の群生。ニリンソウの花が開くのは日が昇って暖かくなった午前10時頃と何かで読んだ覚えがある。それに合わせて訪れた訳ではないが良い具合に花開いてくれている。

おっと、明神橋が見えてきましたよ。

 

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