隠岐諸島の旅(最終日)

2泊3日の島旅もついに最終日。7時45分にチェックアウトを済ませホテルのロビーで待機する。GoToの恩恵に授かっていないので2泊の料金+夕食のアルコール代は決して少なくはなかったが、ホテルのサービスにはまあまあ満足。久しぶりの「煎餅布団」だったが腰痛にならずに済んだし、お風呂はほぼ貸し切りで入ったし、食事も美味しく頂いた。だが、テレビは全く見なかった(笑)。

隠岐の島町で利用した「隠岐一畑レンタカー」は融通が利き有難かった。この日はホテルまで配車に来てもらったし、借りた場所とは異なる隠岐空港での返却が可能である。借りた車の燃費が良く初日・3日目のガソリン代は303円、252円。それぞれ100km前後走行していると思うのでワゴンRハイブリッドの好燃費には驚くばかり。西ノ島で借りたレンタカーは満タン返却ではなく、走行距離1kmあたり20円のご請求で、車(日産デイズハイブリッド)の割にはかなり割高なレートとなっていた。

最終日は朝から神社参り…と、その前に「屋那の松原」と船小屋を見に行った。三日目にして生憎の曇り空。松原の空き地と思われる場所に車を停めて、波消ブロックの堤防を歩いた。防波堤灯台まで歩いたが、所々で大きな段差があったり波消ブロックを足場に乗り越えたりと些か難儀した。

防波堤灯台。

振り返って船小屋を見る。

「都万(つま)の船小屋」。1987年に当初の船小屋が海岸線に農道建設のため立ち退きを迫られたため、海側に約5mずらして再現されたもの。船小屋は現在も一部が使われている。

どこにでもありそうな船小屋だが、潮の満ち引きが少ない日本海沿岸でしか見られないらしい。これは勉強になった。

どちらかというと「松原」に期待していたのだが、こちらの方は松枯れが進んで赤くなっていたり、周辺の草の手入れが行き届いておらず美しいと言えるものではなく残念だった(最初の画像を参照)。

次に「隠岐国一之宮水若酢神社」へ。水若酢神社は「みずわかすじんじゃ」と読む。神紋は「菊」である。

西郷港から山間部を越えて北へ40分ほどの距離。樹齢300年〜350年の松の巨樹が並んでいる。松の寿命が数十年から100年程度と言われる中で丁寧なメンテナンスを施して長く守られている。その分コストがかかって大変だと宮司さんは語ってくれた。

本殿と鬼板。鬼板は両方とも菊の御神紋は外されている。

踵を返すように南へ戻り次は「玉若酢神社」へ。こちらは「たまわかすじんじゃ」と読む。WEBで調べても水若酢神社との関連性は良く分らない。

樹齢が1000年とも2000年とも言われる天然記念物の八百杉が迎えてくれる。

これまでに見てきた杉の中でもトップクラスの大きさ。若狭国からきた八百比丘尼が参拝の記念に植え、800年後の再訪を約束したことから八百杉と呼ばれるようになったと伝えられる。出展:Wikipedia

拝殿の立派なしめ縄。出雲大社のしめ縄を思い出す。

鳥居を出て右に曲がったところにある「億岐家住宅」。億岐家は代々に渡って玉若酢命神社宮司を務めた「社家」である。現在でも子孫が代々宮司を務めている。隣に宝物殿があり入館料300円で見ることができる。御朱印はその宝物殿の受付で頂いた。

11時を過ぎたのでランチタイム。西郷港フェリーターミナルに近い八尾川沿いにある「味の蔵」で海鮮丼(商品名は味の蔵丼)を頂いた。前夜ホテルの夕食時に従業員に「魚が美味しい店はどこ?」と訊ね教えてもらった店だ。1800円(税別)と少々値は張るが隠岐の島を去るにあたって、隠岐の島の味を是非たべておきたかった。開店時間の11時に入店して、この日は「これが最初で最後」の海鮮丼だったらしい…。

食事を終えて隠岐空港近くの「夕日の見える丘公園」に立ち寄ってみた。フェリーで西ノ島へ向かうときに右手に見えた西郷岬の台地にある。ここで最後の無線交信を試みたがノーメリットだった。見晴らしの良い場所まで行かなかったが、スケール的には西ノ島の鬼花とか赤尾展望台の方が壮観だった。

隠岐空港の駐車場でレンタカー会社の人と待ち合わせてレンタカーを返却。空港ターミナルで土産物をちょろちょろと購入した。土産物といっても画像にある店1軒で買い求めるしかない。右側はちょっとした食堂。

上の画像向かって左側にチェックインカウンターや保安検査場がある。保安検査は大阪空港よりも厳しく、大阪空港で見逃されたスーツケースの中の使い捨てライターがアウトだった。タバコは吸わない(20年位前に卒業した)が登山で有事の際の火起こしに使い捨てライターは携行するようにしている。

帰りもJ-AIRのエンブラエル170(E170)型機。往き同様に紙パックの「おーいお茶」がサービスで配られる。ゆっくり飲む間もなく大阪空港(伊丹空港)に着陸する(笑)。

大阪空港から千里中央駅、新大阪駅を経て新幹線で岐阜羽島駅に。新幹線はこだまの自由席ということもあってか自分が座った車両には数人の乗客。飛行機、フェリーと比べると寂しい限りだ。

次の島旅はどこへ行こうか(また2年後になると思うけど)。

 


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