北八ヶ岳・にゅう 1

開口一番、「しんどい山行でございました。」
標高2352mの「にゅう」を甘く見てました。
ごめんなさい。

麦草峠公共駐車場(無料)に着いたのが金曜日の朝9時過ぎ。平日なのに駐車場は、ほぼ満杯。運良く空きを見つけて停めることができた。支度を始めるとポツポツと雨が降り始めたが雨具を身につけずに白駒池を目指して出発した。

麦草ヒュッテ前を素通りし(毎回、帰りに立ち寄ろうと思うのだが、なかなか実現していない)、お花畑を左右に見ながら分岐で白駒池方面を目指す。樹林帯に入ると辺りは苔の森となる。

歩き始めて50分ほどで青苔荘に到着。1000円のテント代を支払ったが、数ヶ所ある「板のあるサイト」を利用する場合は、後から500円を追加で支払うようにと小屋番の兄さんに言われる。板のあるサイトを選んでテントの設営を行った。

青苔荘は白駒池の北側に位置する山小屋で野営指定地を管理している。青苔荘のホームページにはテントのチェックインは14時以降となっていたが、平日ということと、前日に予約の電話を入れておいたこともあって、柔軟に対応して頂いた。

テントはもちろん、シュラフや食器など不要な物はテント内に置いて、OS2OS1で栄養補給し、なんだかんだで11時半頃「にゅう」へ向けて歩き始めた。

少しの間、白駒池を周回する木道を歩く。平日でもそれなりに観光客が多く、子供たちの黄色い声が苔の森に響く。

苔を観察しながらゆっくりと歩く。「山と高原地図」によると青苔荘から山頂までのコースタイムは1時間20分となっているが、自分の設定した時間は2時間30分。ゆっくり登ろう。

北八ヶ岳らしい苔の森の中を歩く。

自撮り棒で動画撮影を試みるが足元が疎かになり、木道につんのめって右ひざを強打。慣れないことはするものではない。幸いなことに右ひざは生きていた。

小さな湿原が現れた。

所々が泥濘んでどろどろ…。
「白樺尾根分岐」辺りまではアップダウンがほとんどない無い。それだけにこの樹林帯は長く感じた。

折れた太い木。

↓ 分岐 白樺尾根分岐を過ぎた辺りから登りが始まる。既に苔の観察には余裕なく、背中のハイドレーションの水の残量が気になり始める。昼メシを食べていないのでシャリバテの症状か、力も入らない。で、木の根につま先をひっかけてつんのめり、今度は左ひざを打ちつけた。しかし、ここでも幸運なことに大事に至らず、左ひざは自分の意思どおりに動いた。

↑ 分岐

↑ 「にゅうの森」の標識。
道中、ドロドロ、ツルツルの足元ばかりに気を取られ幾度かルートアウト。その都度、木に巻かれたピンクリボンを探し正しいルートへ導かれる。足首にショートスパッツを巻いてきたのは自分としては気が利いたが、登山靴以上に泥まみれになった。

↑ 分岐

↓ 襖を横にしたような一枚岩?

悪戦苦闘の末、2時間かけて山頂直下に辿り着く。目と鼻の先にある高さ5mほどの岩を登ると山頂だが、気力なし。とにかく栄養補給。この辺りにザックを下ろし、あんパンをひとつ食べた。今回はおにぎりではなく、昼食として菓子パンを2種類持って上がったが、疲労のため1種類(ひとつ)しか食べられなかった。

ザックのハイドレーションの残量を確認すると1リットル近く残っていた。駐車場ではコンビニで買ったペットボトルの水を合わせて1.5リットルほど入れてきたが、思いの外消費はしていなかった。これで俄然力が蘇った。よし、山頂へ登るぞ!(ザックはここにデポして)。

 


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