令和の初めは上高地 3

徳沢からの戻りは自然鑑賞を中心にゆっくりと。ただ、お花を愛でるには時期早々。梢から鳥の鳴き声が聞こえるが、初夏のような賑やかさではない。森の中に朽ちた木が幾つも横たわっているが、これが小動物の通路のように見えて仕方がない。自然のままの状態であることには、何らかの意味や必要性があるのかもしれない。

見上げる明神岳。

明神館前で休憩。テルモスの残り湯でおーいお茶(ティーパック)を飲む。傍でおそらく涸沢より先から還ってきたと思われる若者が、80リットルはあろうかと思うザックを降ろして深く息を吐いた。行動食の板チョコを取り出して割ったまでは良かったが、大きい破片が地面に落ち、また深い呼吸。「頑張れ、バスターミナルまで後少しだ」口には出さなかったが応援したくなる。

明神橋を渡り梓川右岸へ。これは長塀山方面だが、空がすっかり青い。天気予報通りになってきた。みちくさ食堂で大盛カレーを食べた筈だが、この頃には既に消化しきってしまったようで、空腹感を感じながら歩いていた。

六百山と霞沢岳。開山後も自然探勝路は積雪により通行禁止になっていたが、ようやくこの日になって通行可能となった。そのこともあってか右岸を歩いているのはほとんどが観光客だった。路面に残雪や凍結した場所は殆どなく、軽装の観光客でも問題なく歩行できる。

岳沢湿原近くの川原。石積みの”群落”。上高地には彼此5年通っているが、こんなのありましたっけ?

岳沢湿原からの吊り尾根と奥穂高岳。「ロバの耳」の左、コブの右横にジャンダルムがチラリと見える。

河童橋手前の土手から。いつもはこの辺りに三脚を立てたカメラマンが居るのだが、この日は観光客に占領されていた。

最後に河童橋から。人が多く、しかも左右に移動するから揺れに揺れた(笑)。

忘れちゃいけない焼岳。

帰りは恒例の「ひらゆの森」へ立ち寄りたいところだったが想像通り駐車場が満杯。朴の木平の「宿儺の湯」で汗を流した。ひらゆの森とは規模が異なり比較にならないが、入浴することだけを考えたら十分に満足できる。入浴を終えて駐車場に出てみると上空でヘリコプターの音。「山で何か起きたな・・・」と思っていたら、今度は緊急車両のサイレン。その後2~3台のパトカーとすれ違った。家に戻ってからネットでチェックすると、焼岳でグライダーが不時着、行方不明のニュース。乗員の二人は翌日、無事発見されたようで不幸中の幸いだった。

 

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