「かもしか橋」を左に折れたルートとの合流地点。ちょっとした乗越であり、画像の奥が大ネズコの方向になり、一旦緩やかに下る。
標高はそれほど高くはないが流石に豪雪地帯。ダケカンバが雪の重みで曲がっている。
足元に目をやると、ギンリョウソウ。大ネズコの少し手前辺りに群生していた。
「大ネズコ」
平湯の大ネズコは樹齢が約1000年と言われている。幹周は約7.6m、直径は約2.4m、樹高は23m。標高1450mに堂々と鎮座している。ネズコは別名黒檜と書いて「クロべ」と言われている。謂れは諸説あるようだが、富山県の黒部渓谷に多く植生していてることからそう呼ばれるようになったとか。
大ネズコを堪能した後は先ほどの乗越を、かもしか橋方面に下りた。シダの群生の中にポツポツとサンカヨウが自生していて紺色の実を付けていた。
キャンプ場からのルートとは異なり、緩やかに下る。こちらからであれば完全武装しなくとも登れるだろう。2回ほど渡渉するが、しっかりとした橋が架けられていて歩行には全く問題はない。と、またしても巨木が目の前に現れた。
「ブナ」だろうか。下の方の樹皮は苔むしている。これも樹齢500年程度はありそうだ。
ブナの巨木の近くにある「炭焼窯跡」。草が茂り炭焼窯跡の実態を目にすることはできなかった。
平湯大滝からキャンプ場を経て大ネズコを観賞してきたが、掛かった時間は1時間30分ほど。良い運動ができたところで「ひらゆの森」へ。日帰り入浴の開始時間を待って入場したが、さすがに駐車場は空いていて、正面に停めることができた。汗を流した後は平湯スキー場に戻り「あんき屋」で早めのランチを摂り、国道を使って帰路についた。
P.S. 平湯スキー場付近ではヤマボウシが満開だった。
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夏休みの宿題で花粉症についてのレポートを書いています。
花粉のシーズン(2月〜4月)に登山に行く人が花粉症になっている確率を
考えようと、ランダムに登山に関するブログを書いている方へ質問をしています。
● 年齢(〇歳台で大丈夫です。)
● 性別
● スギ花粉が多く飛散する時期(2月〜4月)に山登りに行く回数
● 花粉症か花粉症ではないか
お忙しい中、申し訳ございませんが、ご協力をよろしくお願いいたします。
momoka様、コメントありがとうございます。当方50代後半の男性ですが、幸いなことに
生まれてこの方「花粉症に悩まされた」ことが一度もありません。
2月~4月は低山を中心に登りますが、杉林を歩いても全く問題はありません。
人よりデリカシーが不足しているのかもしれませんね。
このような回答ですがよろしいでしょうか?
膳
お返事をありがとうございました。
資料作りの参考にさせていただきます。
山の中に入り込んだ気分になりながら写真を見せていただきました。
登山は危険もあると聞くので、気を付けてください。
この度は、ご協力をありがとうございました。