霧ヶ峰(車山)ハイク 3

車山乗越を過ぎて車山肩の小屋が見える頃から、ビーナスラインを走るバイクの音が聞こえ始める。時間的にもライダーが、ホテルやペンションをチェックアウトしてツーリングに出かける頃と重なるのか。自分は慎重な歩行に集中し、バイクの音は余り気にならなかったが…。

蝶々深山を越え、物見岩に至る途中から、足元が所々泥濘んでいた。泥濘んでいない所も笹薮が拡がっていたり、石がゴロゴロしていたり注意が必要だった。

「物見石」。休憩ポイントのようで、数組のハイカーが水分補給したり、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだりしていた。自分はゼリーで栄養を補給した。

岩の下の方に何やらペンキで書いてある。

物見石から八島湿原を見下ろす展望はまずまずだった。奥に八島山荘の赤い屋根が見える。かかる時間にもよるが、とりあえずの目標を八島ビジターセンター&八島山荘とした。

こちらは男女倉山(ゼブラ山)。斜面が縞模様になっていることからゼブラ山と呼ばれるようになったんだとか。

物見石を下りて八島湿原に進む道は難儀した。粘土状に泥濘んだ箇所があると思えば水溜まりであったり。ゲイターを履いてこればよかったと悔やむ。やがて沢の音が聞こえてきて小さな橋を渡ると八島湿原の入口は近い。

「ツクバトリカブト」。花期も終わりかと思うが、彼方此方で咲いていた。

「ツリガネニンジン」。

八島湿原の入口。シカの侵入を防ぐゲート。この少し手前に広場があり、トイレと書かれた小屋があったが、必要ではなかったので使用可能かどうかは確認していない。

ゲートを過ぎると、かつて営まれていた山小屋(奥霧小屋)やキャンプ場(の跡)がある。この手前には銀色のアーチ状の屋根の建物があったが、あれも山小屋だったのだろうか。

「霧ヶ峰湿原植物群落」は国の天然記念物に指定されている。

「オオミドリシジミ」と「ノハラアザミ」。銀色に輝いて綺麗な模様の蝶。

2本に別れた木道を進むと、八島湿原の核心部が見えてきた。手前にあるのは川ではなく鎌ヶ池と呼ばれる池である。この辺り、初夏にはレンゲツツジが咲き誇るそうだ。9月の今はもう草紅葉が紅くなりはじめている。

車山山頂の気象レーダー(ドーム)が遠くに見えた。左の丘のようなピークは蝶々深山。八島湿原から見上げる景観もなかなか良い。

木段を駆け上がり、ビーナスラインの下を潜り抜けると「八島ビジターセンター」に着いた。時間は正午を少し過ぎたところだったが、車山高原駐車場に向かうバスの時間を確認してから隣の「八島山荘」で昼食をとった。月見うどんを頂いたが美味かった。山小屋で食べるうどんに今のところハズレはない。

八島湿原から沢渡を経由して車山肩へ回り、そこからバスまたは車山山頂に登ってリフトで下りる方法もあったが、ビジターセンター前のバス停から車山高原昼食をまでバスに乗って帰還。運賃は630円と少々高めだが、車山山頂からリフトで下りることと比べれば…。観光客で賑わう車山高原を後にして、白樺湖畔にある「白樺湖温泉すずらんの湯」で汗を流して帰路に着いた。

 

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