伊吹山ユウスゲまつり

連日の猛暑で辟易しているが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。暑いからといって家の中に閉じこもっていても、電気代がとんでもないことになりそうで、あちこち出かけずにはいられない自分である。そんな暑い中、情報を得て「伊吹山ユウスゲまつり」に参加してきた。伊吹山の麓、滋賀県米原市での講演会・座談会と、伊吹山三合目に上がっての観察会と2部構成となっている。漫画家でエッセイストでもある鈴木ともこ氏の講演会は、「子どもと一緒に山へ行こう」というテーマで、自分にはほとんど関係がなくなってしまったテーマではあったが、2人の子どもを持つ母親でもある鈴木氏の話は、「なるほど」と思わせる説得力があった。そのあと行われた座談会は、山好きにはお馴染みのモデルでフィールドナビゲーターの肩書きを持つ仲川希良氏をセンターに、「山と渓谷」の萩原浩司編集長と鈴木ともこ氏を加えた三人で「山の衣・食・住の楽しみ方」をテーマに、それぞれの経験や考え方を詳らかに話してくれた。三方ともNHKの番組ではお馴染みだが、番組では話すことができないようなことも幾つか話され、楽しく聴くことができた。

講演会・座談会は米原市の市民交流プラザ「ルッチプラザ」の冷房が利いた涼しいホールで行われたが、現地伊吹山三合目は暑かった。伊吹山三合目へは米原市が用意したバスで向かった。

今年のユウスゲはここ数年には無い、見事な咲きっぷりらしい。ユウスゲは別名を「キスゲ」ということから、ニッコウキスゲの近縁種とされている。ニッコウキスゲよりも花弁の色が淡く、少し小振りである。夕方になると開花することから「ユウスゲ」と呼ばれている。

”山の編集長”萩原浩司氏が地元滋賀県のテレビ局の取材を受けているところ。座談会でも、テレビそのままの人の良さが滲み出ていた。

仲川希良氏。彼女については言わずもがな、である。周囲を明るく、楽しくするオーラは素晴らしい。彼女が中心となって座談会を捌いていたが、見た目だけではなく聡明な女性であった。画像下の方に帽子を被った横顔は鈴木ともこ氏。滑舌・発声が良く、話は理解し易く、実体験に基づいているため説得力もあった。

伊吹山。中央に見える建物は三合目のトイレ。

日本百名山であり、花の百名山でもある伊吹山。三合目より上には1300種を超える植物が分布している。そのうちおよそ280種が薬用植物と言われている。ユウスゲの周りでも、気づいただけで下の画像のような花々が咲いていた。

これは「ヤマハッカ」。

「ハクサンフウロ」。

「カワラナデシコ」。(薬用植物、消炎・利尿剤になる。)

「ツリガネニンジン」。(薬用植物、健胃・鎮咳などに効用がある。)

伊吹山三合目の整備と管理は地元の「自治会」と「ユウスゲと貴重植物を守り育てる会」が行っている。山が荒れはじめた平成18年頃から伊吹山や登山が好きな人がリタイヤ後に「地域のために何か貢献した い」と思いで集まり、活動するようになったとのことである。こういった人たちのおかけで自然が維持され、或いは再生されて、本来のあるべき姿に返っていくことは、間違いではないと思う。

 

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