雪の西穂丸山へ 3

西穂丸山は稜線上にあり、強い季節風が吹き抜ける。ゴーグルにフェースマスク、オーバーグローブなど、持ち合わせの防寒具をすべて纏い、しばし立ち尽くす。時間の関係もあってか、独標に向かう登山者は多くはないが、その独標に目を向けると数人の登山者を確認できた。

穂高連峰の岐阜県側には笠ヶ岳や抜戸岳が構えている。どこから眺めても傘の姿を崩さない優美な山容と称される笠ヶ岳。岐阜県の最高峰であり、日本百名山にも数えられている。

笠ヶ岳から抜戸岳を挟んで尾根続きの大ノマ岳と弓折岳。その間に双六岳、右端には三俣蓮華岳が見える。

大木場ノ辻の手前の山頂に、新穂高ロープウェイの西穂高口駅が見える。

威風堂々とした焼岳。上高地から見上げても、西穂丸山から見下ろしても存在感がある。

こちらはその上高地。大正池と田代池(田代湿原)辺り。

丸山を下りて西穂山荘のテン場を見下ろす。テン場が賑わうのは昼飯時を過ぎたこれからだろう。

体制を樹林帯仕様に戻して西穂山荘を後にする。快晴だった天気だが、少し雲行きが怪しくなってきた。ステップがあって登りやすかった山荘手前の急登は、下りの登山者が増えるにつれて崩れ、午後から登った登山者はさぞかし登り辛かったであろう。

雪の回廊に帰還。この後、播隆上人に下山の挨拶をして西穂高口駅に向かうのだが、槍ヶ岳を開山し笠ヶ岳を再興した播隆上人が岐阜県美濃地方の低山で就業を行っていたことを知り、親近感が増した。

ロープウェイの車窓から南岳、中岳、大喰岳と続き、最後に槍の穂先。

新穂高温泉駅で土産(といっても自分用)の酒「槍」を2本買い求め、ミッションコンプリート。帰りには久さしぶりに「ひらゆの森」に立ち寄り、汗を洗い流した。今回は少し温めだったが、その分ゆっくり浸かり温まったところで帰途についた。

 

 

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