北横岳

春分の日に北横岳を登って来た。ロープウェイで標高1771mの山麓駅から2237mの山頂駅まで一っ飛び。ひょっとしたら雪はもうグサグサか、ほとんど無いかと考えていたが、良質な雪が積もっていた。この日の朝は駒ケ岳サービスエリアでも雪が散らついていたので、前夜から早朝にかけて多少は降り積もったのかも知れない。

時節柄ロープウェイも客をギュウギュウ詰めにはせず、密度を低くして運行していたようだ。ここでも8割がスキー・スノーボード。登山者2割。時間が午後になると観光客がこれに加わる。

チェーンスパイクを装着して山頂を目指す。アイゼン・ピッケルは車に置いて来た。そもそも北横岳だけならばピッケルは不要。チェーンスパイクで問題はなかったが、南峰の山頂直下の下りはちょっと心許無かった。

北横岳ヒュッテを過ぎると急登が続く。その急登をふらふらになりながら登り切ると北横岳南峰。ガスで眺望は無い。おまけに風が強い。下から吹き上げて来る風に飛ばされそうになる。今回もストックを支えにして耐風姿勢をとる。

iPhoneで写真一枚だけ撮って北峰へ。それ以上撮影していると指が凍る(気がする)。ミラーレス一眼レフを持って来たが今回は使わずじまい。

さすがに標高2500m近い稜線。ここはまだまだ冬だった。摂氏零度以下に過冷却した霧や雲の粒が木などに吹きつけられて着氷している。いわゆる霧氷だが風上側に伸び、 エビの尾状になることから「エビのしっぽ」呼ばれている。

誰もいない山頂(笑)。こちらは北峰。晴れていれば目の前に蓼科山が見える。踵を返すように南峰へ引き返す(下山に向かう)。とにかく寒い、冷たい。早く樹林の中に隠れたい。

北横岳ヒュッテまで下りて例の一升ビンのコンテナで一服(水分補給)。コンビニで買って来た行動食のキットカットを齧るが冷えてカチンコチン。歯が欠けたかと思った(笑)。樹木に囲まれて風が抑えられる北横岳ヒュッテの前で気温は氷点下7℃。おそらく山頂は氷点下10℃前後だろうと想像するが、強風なので体感温度はさらに低く感じる。

坪庭が見下ろせるところまで下山。南八ヶ岳(俗に言う八ヶ岳)と南アルプスが微かに見える。右下の建造物はロープウェイの山頂駅。

往復2時間で無事帰還。ロープウェイ山頂駅の2階にある休憩所でコンビニの味噌汁とおにぎりを頬張った。休憩所では火力の使用は禁止されているのでテルモスのアツアツのお湯はありがたい。

※今回のルート

下山後に山麓駅の南西向きの駐車場で無線運用。最初は車外で運用していたがここでも寒さに負けて車の中で運用。今回は”道具”を揃えて来たので色々試して見た。CB無線機は各チャンネル異国の放送?ばかりで交信は出来なかった。DCR、LCRで交信して頂いた局長様ありがとうございました。

無線運用の後は諏訪に下りて酒場放浪紀。山旅に出会いあり。いや、居酒屋で出会いあり。東京から来たと言うバイク乗りの若者(22才)と仲良くなった。詳しくは書かないけど、歳を取るとこういう出会いに旅情を感じるんだなあ。

 

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