第4級アマチュア無線技士挑戦記。

2019年、登山での第三者との交流ツールにと「デジタル簡易無線機」をネットで購入。この歳になってライセンスフリー無線の世界に足を踏み入れたがこれが非常に面白い。今のところ登山での運用が中心になっているが、無線を楽しむのであれば基本を学んでおこうと、世にいう”〇十の手習い”…というヤツではないが、一念発起して年末に「第4級アマチュア無線技士」免許取得に挑戦した。

年齢に関係なく、これから第4級アマチュア無線従事者の資格取得を考えている方の参考になればと、自分の経験、感じたことを書き残しておく。

4級アマチュア無線技士の資格を得るには財団法人日本無線協会が主催する国家試験に合格するか、一般社団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)もしくはその他が主催する講習会を受講して修了試験に合格する必要がある。前者は試験手数料及び受験票等の郵送料などで5,013円、後者は二日間の標準コースの受講で23,150円(18歳以下は9,850円)が必要にとなる。自分は一発受験にはまったく自信がなかったので、懐には厳しかったが後者を選んだ。

 こちらにJARD講習会の申し込み手順のページを貼っておきます。

 

JARDの標準コースも、講習会場によっては土日の二日間で行う講習会と日曜日と次の日曜日というように週を跨いで行われる講習会がある。地元で行われる講習会は後者だったが、1週間でも間が空くと前週に学んだ記憶がどこかへ飛んで行ってしまう恐れがあった(笑)為、少し遠方だが土日の二日間に渡って行われる講習会を選んだ。さらに土曜日の晩は講習会会場近くのビジネスホテルに泊まり込み(酒場放浪を1軒で切り上げ)部屋で問題集を繰り返して解くという我ながら凄まじい気合の入れようだった(笑)。このような努力(?)の甲斐あって、修了試験には何とか合格することができた。修了試験の結果は、送られてくる「修了試験結果通知書」または「無線従事者免許証」が正式なものとなるが、試験後約1週間でJARDのホームページ掲載される試験結果の速報で確認することができる。

講習一日目は「法規」を6時間受講、二日目は「無線工学」を4時間受講する。タイトルだけ聞くとハードルが高いと感じるが、第4級アマチュア無線技士修了試験は過去には小学生も合格している。そのことがかえってプレッシャーになったりもするのだが、”修了試験に合格するための講習会”と考えて臨むのが良いかと思う。 今回講習会を受講して、修了試験を受けてみて感じたことは第4級アマチュア無線技士講習を受けるにあたって、参考書などで予習する必要は全くない。むしろ、頭の中を真っ新な状態にして講師の話を詰め込んでいく方が良いだろう。修了試験に合格するための講習会なので、講師も修了試験に出そうなポイントを明確に示しながら講義を進めていく。付箋とマーカーを用意して、当日配布された教科書に印をつけていく。次にすべきことはこれも当日配布されるが、過去問題集を繰り返し徹底的に解いていくこと。2日目の無線工学はこの時間が自分には少し不足して修了試験では若干不安を残すことになった。

両日とも昼休みが50分間しかない。外食すれば時間が圧倒的に不足する。自分は初日、講習会場近くのコーヒーショップに駆け込んだが、混雑故に提供が遅れたこともあり、オーダーしたミックスサンドを完食する時間がなかった。〇メダのミックスサンド、美味しかっただけに悔いが残る(笑)。その経験から二日目は会場最寄りのコンビニでおにぎりを買い講習会に臨んだ。今後講習会を受講する予定の方は、講習会場周辺のコンビニ等状況も調べておくと良いかと思う。また、他のサイトでも書いているが、講習は時間厳守。定刻に始まり定刻に終わる。休憩時間明け等で遅刻すれば全員が補講を受けなくてはならなくなり、他の受講者に多大な迷惑をかけることにもなる。住民票等の必要書類や顔写真などを忘れても受講できることもあるようだが、場合によっては受講者全員の修了試験終了後の手続きに遅延が生じる。忘れないよう注意しましょう。

修了試験は厳粛に行われ机の上に置く事が出来るのは鉛筆と消しゴムのみ。講習では許されたドリンク類は手の届かない床に置くかカバンに仕舞う。修了試験は法規と無線工学それぞれ10問ずつの20問。それぞれ1つの問題に対し4つの解答の中から正解を選ぶ。試験時間は1時間だが、開始して20分を過ぎると退出することができる。が、再入場はできない。

先述の通り合格発表は修了試験の約1週間後にJARDのサイトで確認できるが、如何せんそこからが時間を要す。修了試験結果通知書が届いたのが試験から約2週間後、「無線従事者免許証」が届いたのが試験から約4週間後。次はアマチュア無線機(ハンディ)の選定を行い「開局申請」だ。と、ここまで進んだところで年末年始休暇となってしまった。開局申請は年明けに総務省のWebsite「電波利用 電子申請・届出lシステムLite」で行った。差し当たってシステムを利用するためのIDとパスワードを入手する必要があり、これが届くまで4~5日かかったと思う。このシステムを利用した方が書面で開局申請をするよりも手数料を低く抑えることができる。

  • 書面で開局申請をする場合の手数料(50W以下の場合) 4,300円
  • ネットで開局申請をする場合の手数料(50W以下の場合)2,900円

電波利用 電子申請・届出lシステムLiteの審査履歴が「審査中」となったら返信用封筒を所轄の総合通信局のアマチュア係に送付。審査が終了するとコールサインを記載した無線局免許状が返送される。1月15日現在、開局には至っていない(返送用の封筒をまだ送っていないから)が、今月内には開局できる見込みです。

次なる目標は、なんとか年内に3級を取得したい…と、思うのでした(笑)。

*画像の無線機はすべて「ライセンスフリーの無線機」です。アマチュア無線機とは異なります。
*2020年1月23日、無線局免許状が届き無事開局の運びとなりました。識別信号(コールサイン)は”ABOUT”に記載してあります。先輩各局におかれましてはご指導方よろしくお願いします(^-^;

 

 

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